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基礎体温表は日本女性が誇るべきツール

しかし残念なことに、最近では日本でも医師が基礎体温表に関心を持ってくれないという訴えをよく聞くようになりました。

 

患者が基礎体温表をきちんとつけ医師がそれを見てアドバイスをおこなうという日本の不妊治療の歴史は、世界に誇れることだと私は思います。

 

基礎体温表を不妊治療に利用するというのは、日本独特の方法といってもよいものです。

 

しかし、基礎体温表そのものは、1930年代にアメリカで避妊を目的として発明されました。

 

しかしながら、その後ビルが普及すると、基礎体温表はアメリカでは急速に廃れていきました。

 

日本には戦後になって紹介されましたが、日本人は基礎体温表を避妊のためだけに用いるのではなく、妊娠するためのツールとして転用し、広く普及させていったのです。

 

そして,この体温の変化を記録し、自分なりにその意味を読み取るということは日本女性がごく自然におこなっていることなのです。

 

日本では、ティーンエイジャ-でも、基礎体温表のことは知っているでしょう。

 

ましてや、赤ちゃんができにくいと感じている場合、ほとんどすべての女性が基礎体温表をつけています。

 

この日本女性に連綿と続く文化,世界に誇れる女性の知恵を、失うべきではないと、私は思います。
余談ながら、ロシア人の女性がカウンセリングに見えられたことがあり、お話を聞いたところ、ロシアでは基礎体温表が広く普及していると言われたのには少し驚きました。